三輪明神
大神神社(おおみわじんじゃ)
御祭神:大物主大神(オオモノヌシノオオカミ)
祀神:大巳貴神(オオナムチノカミ)少彦名神(スクナヒコナノカミ)
■農業、工業、あらゆる産業開発、交通、疫病除けの神様
■医薬・酒造りの神様
人々の生活に関する守護神として信仰されています。
奈良県桜井市の三輪山に鎮座する大神神社は「三輪明神(三輪神社)」の名でも親しまれ、日本最古の神社のひとつといわれています。
~ 神社に伝わる由緒・伝承 ~
日本書紀によると、大物主大神は「大国主神の「幸魂/奇魂」である」と名乗られて、三輪山に祀られることを望んだとされています。また「古事記」では、大国主神の別御魂として三輪山に顕現した、という伝承が残されているそうです。
本殿はなく、拝殿から御神体である「三輪山」を参拝します。
社殿が作られるようになる以前の、自然そのものを神として拝む、日本古代からの神祀りの姿を残しています。
三ツ鳥居(三輪鳥居)
1つの鳥居を中心に、両脇に2つの小さな鳥居が連なった珍しい形の鳥居「三ツ鳥居」
三輪山は、神様が鎮まる神聖な山であり、一般には足を踏み入れてはいけない「禁足地」となっています。
大神神社の三ツ鳥居は、拝殿と三輪山との間の結界として設置されているものであり、
拝殿から「三ツ鳥居」を通して、御神体である『三輪山』へ参拝する様式となっています。
「三ツ鳥居」を直接見ることはできません。
参集殿で三ツ鳥居の拝観の申し込みができます。 ※三ツ鳥居の拝観中止中
大神神社 摂社 檜原神社(ひばらじんじゃ)
■御祭神:天照大御神
※ 摂社…御祭神と縁の深い神様を祀る神社
大神神社の摂社のひとつである檜原神社は、本殿・拝殿ともにもたず、こちらも「三ツ鳥居」を通して三輪山中の磐座を御神体として参拝する古代からの原初の神祀りの様式となっています。
(こちらは拝殿もなく三ツ鳥居を通して参拝するため、珍しい形の鳥居を目にすることができます。)
御神木「巳の神杉」—酒造り「杉玉」のルーツ
大物主大神の化身とされる「巳(白蛇)」
境内にある御神木「巳の神杉」の根元には、大物主大神の化身である白蛇が棲んでいると伝えられています。
そのため、蛇の好物とされる卵や酒が供えられていました。
酒造りの神様としても有名
酒の神(大物主大神)としての霊威が宿るとされる「三輪の杉」の看板や枝を飾ったことが起源となり、のちに全国の酒屋の軒先に、新酒の完成を知らせる「杉玉」を吊るす風習が広まったといわれています。
最大級の大鳥居
周辺地域でひときわ目立つ大きな鳥居は大神神社の「大鳥居」。
高さ約32,2mで、日本一大きいとされる熊野本宮大社の大鳥居に次ぐ大きさです。
また、車道をまたぐ鳥居としては日本一の大きさになるそうです。
二の鳥居
大神神社へと続く参道入口
二の鳥居をくぐると、木々に包まれた神聖な参道が続きます。
二の鳥居のスグ脇に貸出用の「竹の杖」が置かれてました。
なだらかな参道ですが、温かい心遣いを感じます。
祈祷殿
正面に祈祷殿、左に儀式殿、右に参集殿
⇒大神神社の拝殿から左側の参道へ、または祈祷殿の北側から続く道「くすり道」があり、
薬井戸で有名な狭井神社へと向かうことができます。
~ 奈良・大神神社 へのアクセス ~
奈良県桜井市三輪
【電車】…JR桜井線「三輪」駅より徒歩約5分
※ 桜井駅~大神神社までバスは、臨時バスを除き 2026年3月末に運行終了。
参考
■大神神社 公式サイト

